alacrittyをアップデートしたら挙動がおかしい
TL;DR
terminfoが存在しないことがすべての原因だった。
TERMを変更して修正
alacrittyを0.16.1にアップデートしたら微妙に挙動がおかしい。 具体的にはdeleteを押下したら右に移動したり、Neovimから抜けたときにまだ描画が残っていたり。
一応alacritty.tomlのTERM = "alacritty"だったものをxterm-256colorに変更することで解決できた。
undercurlが描画されない
しかし、今度はNeovimで設定しているundercurlが正しく描画されない事に気づき(そういえばTERMをalacrittyにしていたのはそのためだった)、 ghosttyに移行しようかなとも思った。(試しにghosstyを使ってみたらundercurlは正しく描画され、不安定な挙動もない)
ちなみに以下のコマンドで波線が表示されるのでalacrittyは対応している状態。
echo -e "\e[4:3mTEST"
terminfoがない!
そんなこんなで試行錯誤してたらterminfoが存在してないことがわかった。
$ infocmp alacritty
infocmp: couldn't open terminfo file ...
どうやらアップデートに際してbrewでうまくいかなかったので、公式からdmgをダウンロードしたときにterminfoをなくしてしまったようだ。
alacrittyをgit cloneして以下のコマンドで無事解決できた。
sudo tic -xe alacritty,alacritty-direct extra/alacritty.info
参考
https://github.com/alacritty/alacritty/blob/master/INSTALL.md#terminfo